2010年03月16日
2月27日 社会起業ワークショップin和歌山
2月27日には、今年度最終の社会起業ワークショップを和歌山市NPO・ボランティアサロンで開催しました。
社会的立場の弱い方を社会全体で包み込む「ソーシャル・インクルージョン」の考え方に準拠したデザイン手法「インクルーシブデザイン」が、新しい商品開発のあり方、特に福祉施設の仕事起こしやすべての方に使いやすい商品開発の手法として注目されています。これを実際に体験いただこうというワークショップ。財団法人たんぽぽの家の事業協力で開催しました。
実は、福祉施設が製造している商品が障がいをお持ちの方にとっては使いづらいものになっていることがある、ということがあるんですね。もちろん障がいをお持ちの方の作業性に配慮した結果ということもあるのですが、自らが使う側に立った際に使い勝手が悪ければ、その売り込む幅は狭くなります。様々な方が使いやすいデザインを考えることで、社会的企業の商品性の向上に繋げようというのが今回の大きな趣旨となりました。
まず、「リードユーザ」としてグループに1人配置した、障がいをお持ちの方に様々な商品の使い勝手について実際に手に取ったり、開封したりいただきながらご意見をいただきました。そのうえで、グループに関わったみなさんで解決法を探り合いながら、そこにある材料や文具を使って試作品を作成する、というところまでをわずか3時間という限られた時間のなかでこなす、という一見ハードなワークですが、みなさん楽しみながらワークショップを体験されていました。
ちなみに、今回のワークショップでテーマにあがったのは、(1)よくあるタブを「引き上げる」タイプの缶ジュース・缶ビールは手がご不自由な方はなかなか開けられない。そこで、タブを「押して開ける」タイプの缶を開発してはどうかというもの、(2)お菓子などの袋を中途で締める際には輪ゴムやねじるなどの作業を通じて閉じることがなかなかできないという課題があります。そこで、金属製のカチューシャのような髪留めを改良したものを使って、器具を使って密封する道具を作ってはどうか、というもの。
そうしたテーマを解決するために、みなさん手元にある様々な道具を使って試作品を作って発表しあいました。
産経新聞にも掲載されました。
社会的立場の弱い方を社会全体で包み込む「ソーシャル・インクルージョン」の考え方に準拠したデザイン手法「インクルーシブデザイン」が、新しい商品開発のあり方、特に福祉施設の仕事起こしやすべての方に使いやすい商品開発の手法として注目されています。これを実際に体験いただこうというワークショップ。財団法人たんぽぽの家の事業協力で開催しました。
実は、福祉施設が製造している商品が障がいをお持ちの方にとっては使いづらいものになっていることがある、ということがあるんですね。もちろん障がいをお持ちの方の作業性に配慮した結果ということもあるのですが、自らが使う側に立った際に使い勝手が悪ければ、その売り込む幅は狭くなります。様々な方が使いやすいデザインを考えることで、社会的企業の商品性の向上に繋げようというのが今回の大きな趣旨となりました。
まず、「リードユーザ」としてグループに1人配置した、障がいをお持ちの方に様々な商品の使い勝手について実際に手に取ったり、開封したりいただきながらご意見をいただきました。そのうえで、グループに関わったみなさんで解決法を探り合いながら、そこにある材料や文具を使って試作品を作成する、というところまでをわずか3時間という限られた時間のなかでこなす、という一見ハードなワークですが、みなさん楽しみながらワークショップを体験されていました。
ちなみに、今回のワークショップでテーマにあがったのは、(1)よくあるタブを「引き上げる」タイプの缶ジュース・缶ビールは手がご不自由な方はなかなか開けられない。そこで、タブを「押して開ける」タイプの缶を開発してはどうかというもの、(2)お菓子などの袋を中途で締める際には輪ゴムやねじるなどの作業を通じて閉じることがなかなかできないという課題があります。そこで、金属製のカチューシャのような髪留めを改良したものを使って、器具を使って密封する道具を作ってはどうか、というもの。
そうしたテーマを解決するために、みなさん手元にある様々な道具を使って試作品を作って発表しあいました。
産経新聞にも掲載されました。
Posted by SV支援センター at 10:16│Comments(0)
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