2010年03月31日
わかやま中小企業元気ファンド 助成事業募集
(財)わかやま産業振興財団では、県内の中小企業者等が行う、地域の強みである地域資源を活用した新商品・新サービスの開発や、大学・公設試験研究機関等との共同研究から生まれた研究成果の事業化などに対して支援する「わかやま中小企業元気ファンド」について、平成22年度助成事業を募集します。
募集期間 平成22年4月1日(木)~5月21日(金)
助成対象事業等
(1)地域資源活用事業A・B
・事業内容 地域資源(「農林水産物」「鉱工業品とその製造技術」「観光資源」の3類型)を活用した新商品・新サービスの開発及び展示会出展等の販路開拓などの取り組み。
・助成額 A:50万円以上300万円以内
B:100万円以上600万円以内
・助成率 対象経費の2/3以内
・助成期間 2年以内
(2)新産業育成事業A・B
・事業内容 「素材(材料)」「産業部材」「食品加工」「暮らし」「観光」の5つの重点分野で、中小企業者等と大学・公設試等との共同研究の成果の事業化。
・助成額 A:50万円以上500万円以内
B:100万円以上1,000万円以内
・助成率 対象経費の2/3以内
・助成期間 2年以内
(3)産業支援機関事業
・事業内容 中小企業者等の新たな事業構想発掘のために、中小企業者等と外部のビジネスパートナーをつなぐ活動など、産業支援機関が行うコーディネート活動。
・助成額 20万円以上100万円以内
・助成率 対象経費の4/5以内
・助成期間 1年以内
詳細は、(財)わかやま産業振興財団ホームページにて。
(1)地域資源活用事業A・B
http://www.yarukiouendan.jp/fund/2010/tiikishigen.html
(2)新産業育成事業A・B
http://www.yarukiouendan.jp/fund/2010/shinsangyo.html
(3)産業支援機関事業
http://www.yarukiouendan.jp/fund/2010/shienkikan.html
募集期間 平成22年4月1日(木)~5月21日(金)
助成対象事業等
(1)地域資源活用事業A・B
・事業内容 地域資源(「農林水産物」「鉱工業品とその製造技術」「観光資源」の3類型)を活用した新商品・新サービスの開発及び展示会出展等の販路開拓などの取り組み。
・助成額 A:50万円以上300万円以内
B:100万円以上600万円以内
・助成率 対象経費の2/3以内
・助成期間 2年以内
(2)新産業育成事業A・B
・事業内容 「素材(材料)」「産業部材」「食品加工」「暮らし」「観光」の5つの重点分野で、中小企業者等と大学・公設試等との共同研究の成果の事業化。
・助成額 A:50万円以上500万円以内
B:100万円以上1,000万円以内
・助成率 対象経費の2/3以内
・助成期間 2年以内
(3)産業支援機関事業
・事業内容 中小企業者等の新たな事業構想発掘のために、中小企業者等と外部のビジネスパートナーをつなぐ活動など、産業支援機関が行うコーディネート活動。
・助成額 20万円以上100万円以内
・助成率 対象経費の4/5以内
・助成期間 1年以内
詳細は、(財)わかやま産業振興財団ホームページにて。
(1)地域資源活用事業A・B
http://www.yarukiouendan.jp/fund/2010/tiikishigen.html
(2)新産業育成事業A・B
http://www.yarukiouendan.jp/fund/2010/shinsangyo.html
(3)産業支援機関事業
http://www.yarukiouendan.jp/fund/2010/shienkikan.html
2010年03月16日
2月27日 社会起業ワークショップin和歌山
2月27日には、今年度最終の社会起業ワークショップを和歌山市NPO・ボランティアサロンで開催しました。
社会的立場の弱い方を社会全体で包み込む「ソーシャル・インクルージョン」の考え方に準拠したデザイン手法「インクルーシブデザイン」が、新しい商品開発のあり方、特に福祉施設の仕事起こしやすべての方に使いやすい商品開発の手法として注目されています。これを実際に体験いただこうというワークショップ。財団法人たんぽぽの家の事業協力で開催しました。
実は、福祉施設が製造している商品が障がいをお持ちの方にとっては使いづらいものになっていることがある、ということがあるんですね。もちろん障がいをお持ちの方の作業性に配慮した結果ということもあるのですが、自らが使う側に立った際に使い勝手が悪ければ、その売り込む幅は狭くなります。様々な方が使いやすいデザインを考えることで、社会的企業の商品性の向上に繋げようというのが今回の大きな趣旨となりました。
まず、「リードユーザ」としてグループに1人配置した、障がいをお持ちの方に様々な商品の使い勝手について実際に手に取ったり、開封したりいただきながらご意見をいただきました。そのうえで、グループに関わったみなさんで解決法を探り合いながら、そこにある材料や文具を使って試作品を作成する、というところまでをわずか3時間という限られた時間のなかでこなす、という一見ハードなワークですが、みなさん楽しみながらワークショップを体験されていました。
ちなみに、今回のワークショップでテーマにあがったのは、(1)よくあるタブを「引き上げる」タイプの缶ジュース・缶ビールは手がご不自由な方はなかなか開けられない。そこで、タブを「押して開ける」タイプの缶を開発してはどうかというもの、(2)お菓子などの袋を中途で締める際には輪ゴムやねじるなどの作業を通じて閉じることがなかなかできないという課題があります。そこで、金属製のカチューシャのような髪留めを改良したものを使って、器具を使って密封する道具を作ってはどうか、というもの。
そうしたテーマを解決するために、みなさん手元にある様々な道具を使って試作品を作って発表しあいました。
産経新聞にも掲載されました。
社会的立場の弱い方を社会全体で包み込む「ソーシャル・インクルージョン」の考え方に準拠したデザイン手法「インクルーシブデザイン」が、新しい商品開発のあり方、特に福祉施設の仕事起こしやすべての方に使いやすい商品開発の手法として注目されています。これを実際に体験いただこうというワークショップ。財団法人たんぽぽの家の事業協力で開催しました。
実は、福祉施設が製造している商品が障がいをお持ちの方にとっては使いづらいものになっていることがある、ということがあるんですね。もちろん障がいをお持ちの方の作業性に配慮した結果ということもあるのですが、自らが使う側に立った際に使い勝手が悪ければ、その売り込む幅は狭くなります。様々な方が使いやすいデザインを考えることで、社会的企業の商品性の向上に繋げようというのが今回の大きな趣旨となりました。
まず、「リードユーザ」としてグループに1人配置した、障がいをお持ちの方に様々な商品の使い勝手について実際に手に取ったり、開封したりいただきながらご意見をいただきました。そのうえで、グループに関わったみなさんで解決法を探り合いながら、そこにある材料や文具を使って試作品を作成する、というところまでをわずか3時間という限られた時間のなかでこなす、という一見ハードなワークですが、みなさん楽しみながらワークショップを体験されていました。
ちなみに、今回のワークショップでテーマにあがったのは、(1)よくあるタブを「引き上げる」タイプの缶ジュース・缶ビールは手がご不自由な方はなかなか開けられない。そこで、タブを「押して開ける」タイプの缶を開発してはどうかというもの、(2)お菓子などの袋を中途で締める際には輪ゴムやねじるなどの作業を通じて閉じることがなかなかできないという課題があります。そこで、金属製のカチューシャのような髪留めを改良したものを使って、器具を使って密封する道具を作ってはどうか、というもの。
そうしたテーマを解決するために、みなさん手元にある様々な道具を使って試作品を作って発表しあいました。
産経新聞にも掲載されました。
2010年03月16日
社会起業リーダー育成講座(全3回)
全3回の「社会起業リーダー育成講座」は、1回を福祉施設の仕事起こしに特化する形で、2回を実際に事業を展開されている事業者の方に起業体験談をお話しいただく形で開催しました。

1月29日には、長年、助成財団の立場で福祉施設の仕事起こしの支援に携わってこられた日本財団の山田さんに、全国で仕事起こしとして大きな成果を上げられている事例についてお話しいただいたほか、実際に福祉施設の商品をご用意いただき、見て、聞いて、味わって、楽しみながら、でもそこに込められている運営者のマインドについてお話しをいただきました。
和歌山にも優れた素材・商品があることがわかり、少し工夫すれば、あるいは少し経営的観点を盛り込めば十分一般市場でも通用する商品になりうるのではないかということが共有できたのではないかと思います。

2月6日には田辺市で、和歌山市のコミュニティランチ"和"の大江代表、2月20日には和歌山市で、田辺市本宮町の熊野鼓動の横瀬代表取締役に、それぞれ地域をクロスする形でお話しをいただきました。
大江代表からは、自分の生きてこられたこれまでの人生観、様々な体験がいまのコミュニティランチ"和"の礎にあること、運営していくうえでの苦労などを赤裸々に語っていただきました。ビジネスとしての収益性と、安心・安全な食の提供、それに就労機会の提供という3つの大きな狭間で苦心されながらも、夢を持って事業に取り組まれている姿は大きな刺激となりました。
横瀬代表からは、Iターンとして本宮町に入り、本宮町の豊かな自然を守りながら、また地域の高齢者を雇用しながら、地産地消や地域の食品文化を伝えていく取り組みについてお話しいただきました。高齢者のみなさんの活き活きとした活動がとても印象的。田辺での展示会の合間を縫って講座に駆けつけて下さった横瀬さん、ありがとうございました。

1月29日には、長年、助成財団の立場で福祉施設の仕事起こしの支援に携わってこられた日本財団の山田さんに、全国で仕事起こしとして大きな成果を上げられている事例についてお話しいただいたほか、実際に福祉施設の商品をご用意いただき、見て、聞いて、味わって、楽しみながら、でもそこに込められている運営者のマインドについてお話しをいただきました。
和歌山にも優れた素材・商品があることがわかり、少し工夫すれば、あるいは少し経営的観点を盛り込めば十分一般市場でも通用する商品になりうるのではないかということが共有できたのではないかと思います。

2月6日には田辺市で、和歌山市のコミュニティランチ"和"の大江代表、2月20日には和歌山市で、田辺市本宮町の熊野鼓動の横瀬代表取締役に、それぞれ地域をクロスする形でお話しをいただきました。
大江代表からは、自分の生きてこられたこれまでの人生観、様々な体験がいまのコミュニティランチ"和"の礎にあること、運営していくうえでの苦労などを赤裸々に語っていただきました。ビジネスとしての収益性と、安心・安全な食の提供、それに就労機会の提供という3つの大きな狭間で苦心されながらも、夢を持って事業に取り組まれている姿は大きな刺激となりました。
横瀬代表からは、Iターンとして本宮町に入り、本宮町の豊かな自然を守りながら、また地域の高齢者を雇用しながら、地産地消や地域の食品文化を伝えていく取り組みについてお話しいただきました。高齢者のみなさんの活き活きとした活動がとても印象的。田辺での展示会の合間を縫って講座に駆けつけて下さった横瀬さん、ありがとうございました。
Posted by SV支援センター at
09:48
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2010年03月16日
社会起業交流会in田辺
遅くなりましたが、社会起業交流会など、2010年に入って実施した事業のご報告です。
1月16日に開催しました「社会起業交流会in田辺」では、NPO法人Zero73labの玉置理事長に、地域のブランドをどう発信していくかについてお話しをいただきました。
ご自身の個人事業として「玉樹家」ブランドを立ち上げられ、県外への売り込みを積極的にされている玉置さんから、ご自身の経験も元に、和歌山というブランドをどう発信していけばいいか、話題提供をいただきました。
後日談ですが、この交流会をきっかけに、いくつかの団体のコラボレーションが実現し、実際に交流・連携が始まっているとのこと。うれしいことです。
当日の模様ですが、スタッフSが急きょ出席できず、写真はありません。。。なお、紀伊民報に取り上げられています。
1月16日に開催しました「社会起業交流会in田辺」では、NPO法人Zero73labの玉置理事長に、地域のブランドをどう発信していくかについてお話しをいただきました。
ご自身の個人事業として「玉樹家」ブランドを立ち上げられ、県外への売り込みを積極的にされている玉置さんから、ご自身の経験も元に、和歌山というブランドをどう発信していけばいいか、話題提供をいただきました。
後日談ですが、この交流会をきっかけに、いくつかの団体のコラボレーションが実現し、実際に交流・連携が始まっているとのこと。うれしいことです。
当日の模様ですが、スタッフSが急きょ出席できず、写真はありません。。。なお、紀伊民報に取り上げられています。