2009年10月30日

10月25日 Mi・Kumano英語ガイド養成講座

10月25日、昨年度の社会起業ビジネスプランコンテストで助成金を獲得されたNPO法人Mi・Kumanoが実施している英語ガイド養成講座に同行してきました!


スタートは発心門王子。ここから本宮大社までの約7kmの道のりです。


今回はオーストラリアからハネムーンで偶然来日していたカップルも飛び入り参加。
約20名で出発。


熊野の位置を地図を使って説明。大辺路・中辺路・小辺路・大峰奥駆道・伊勢路の5ルートがあることを英語で説明。
これからの主要スポットでもすべて英語で案内がありました。
英語に自信のないわたしでも、手元の資料のおかげで概ね理解ができました(^^;;


ところどころ集落内を歩いていきます。
地元の方のおもてなしが感じられる暖かい地区です。


果無山脈。見事な景色が随所に広がります。
こうした景色の説明もすべて英語でなされました。


最後の一踏ん張りです。
石畳の説明ももちろん英語。「熊野川から運んできたんですよ、信じられないでしょう!」とのこと。


英語でガイドをしていることを聞きつけて、なんと途中でスペインからの観光客の方が合流。
これから小辺路を歩きに行くとか!がんばってくださいね(^^)

今回の講座では、和歌山県内だけではなく、大阪や三重などからも参加者がいて、それぞれが高いモチベーションで英語ガイドになるよう頑張って取り組まれているようすがうかがえました。
今後も定期的にガイド研修を重ねて、外国人向けガイドの育成に努めていく計画だそうです。  


Posted by SV支援センター at 17:40Comments(0)和歌山県内の事例

2009年10月30日

10月24日 交流会in那智勝浦ご報告

10月24日に、社会起業交流会in東牟婁「車座ディスカッション・まちを動かす仕掛け人」を南紀くろしお商工会のご協力で開催し、25名の参加をいただきました。

まず、和歌山工業高等専門学校の藤本副校長から、北山村特産のじゃばらの果汁を搾取したあとの皮を有効活用した製品を、北山村と地元のパン屋との産官学連携により開発している経緯をご紹介いただき、和歌山の豊かな農林水産物を活かした特産品の「タネ」はたくさんあることと、産官学連携のポイントについてご紹介いただきました。


和高専のWebサイトにもご紹介いただきました!

その後は、那智勝浦町のまちづくり事例として、色川地区と、色川百姓養成塾よみがえれ!脇仲倶楽部の活動報告をいただきました。

色川地区の原さん、春原さんからは、1000年の歴史がある色川地区の様々な営みを後世に伝えていくことの大切さや、「働くところがないから集落を離れる」ではなく「集落を守るために働き口をつくっていく」考え方への転換、など、Iターンの全国事例と言われるようになりながらも現在も試行錯誤を続けていることなどが報告されました。

脇仲倶楽部の山縣さんからは、かつて漁に使われたガラス製の「ビン玉」を使ったまちおこしと、それらを通じた地域間交流と世代間交流が実現している事例を報告いただきました。

山あいにある色川地区、海沿いにある脇仲地区、広い那智勝浦町でも特色ある事例をご紹介いただき、刺激をたくさんいただいた会となりました。



ご参加いただきましたみなさん、ありがとうございました。  


Posted by SV支援センター at 17:30Comments(0)主催事業